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英国鉄道民営化は車社会への道ー英国鉄道民営化失敗で地下鉄は公営のまま

民営化恐ろしや英国鉄道から車社会へー
ブライトン駅からロンドンビクトリア駅列車運行当時はフランス系コネックスサウスセントル今はGovia経営。英国は線路などのインフラは国営に近い上場無配当会社列車駅運行運営民間化完成と言われる保守党政権への移行にあわせてか2010年以降の値上げ著しいようで片道時間は以前より遅い1時間。
運賃の方はオフピーク割引も合わせて最も安くて往復約6900円!

私が英国サセックス大学大学院法学部に留学していた2000-2005年頃はその日のうちに戻ってくる日帰り乗る時間のピーク時オフピーク時の時間制限なしで往復16-20ポンドぐらいだったと記憶しています。
今で換算して往復3000円以内くらいでしょうか(ちなみにJR東京駅から約1時間の距離にある八王子駅との往復は1560円でまともな通勤料金で以前より高い気はしますので全く問題がないとは言えませんがまだマシですかね。がワーキングプアや格差拡大を生む土壌の一つに国鉄民営化がなかったとは言えないかもしれません)
ですので最新の英国列車運行と運賃表でみてみますと45.85ポンド約6900円と倍近いのは驚きです。英国社会の車社会化を問題とするドキュメンタリーは労働党政権の頃から言われていましたが、石油独占中東原理テロの昨今鉄道民営化失敗で値上げし放題国民の安心安全安価で安定サービスの公的移動手段を「鉄道労働者への贔屓と公務員への税金の垂れ流し」欧州じゅうの株主が叩き潰した末各国株主ならもうかる国民にはあまり日常的に活躍しない移動手段となって最後は国内外株主にも民間運行会社にとってすらよっぽど値上げしないと旨味のない移動手段となったことで英国鉄道民間化は失敗というよりそもそも民間化すべきでなかったといわれているようです。
日本でも勝手連みんなの党の都議会議員候補が黒字の営団地下鉄都営地下鉄統合後の民営化などという不合理な選挙公約を進めようとして見事落選しましたが、相変わらず国民不在の税金の使い道をあたかも国民のためかのように売り込むずるい反米反共反大国主義反自民原理系政党勝手連生活の党みんなの党民主党緑の党維新の会などのイカサマ政策詐欺は何でも民営化などという国民の税金を搾取するための動き強めていますので何でも地下鉄上水下水道民営化値上げし放題質の低下し放題公約議員を落選させ続けなければならない気の休まらない昨今の日本です。

一時間程度の移動に鉄道を使うと往復毎日6900円近くかかってしまう民営化を売り込まれた英国ではロンドンか独自に産業経済権であるブライトンなど地域大都市圏以外では移動職業の自由も貧富の差で決まってしまい格差拡大のため若者のホームレスと大都市圏で働くための家賃保障生活保護費用で社会保障費用が膨らみ続けています。
結局、民営化を売り込まれた英国では国民と地域民の税金で民営化のつけとして自分たちのより良い安全安心安価サービスの良い通勤環境を買うというまともな税制度で、民営化株式配当で儲ける国外投資家の株配当を支払うことになってしまいました。列車運行経営は配当や株取引に関係します。国内外「投資家」の儲けを英国国民の英国国民の税金で払うだけでなくしかも国営へ流れる国鉄労働者賃金は英国国内で消費することがほとんどだで英国経済の為に税収に還元されていたもの。なのに民営化で大切な税金で国外投資家の株配当を支払うことになってしまいました。しかも今となっては運賃上昇で客数は減り列車運行経営を営む民間会社と投資家が英国鉄道列車運行経営を見限らないためにさらに値上げし放題質の低下し放題となりかねない状況です。
民営化は国の基幹産業鉄道鉄道労働者からの税収や英国国内の小売消費経済循環キャッシュフローを減らし国内外の「投資家」配当や株取引を英国国民の為になるはずの税金で賄うことへ変えただけなのです。しかも、食や移動の自由の制限だけでなく大都市一極集中を加速させその緩和策として都心大都市圏で働くための生活保護家賃保障などの社会保障の増大をさらに生み出し若者のホームレス化を猛烈な勢いで加速しました。
民営化を大展開したサッチャー元首相はこの一点においてだけでも(軍事推進武器産業振興の不要と言われたフォークランド紛争だけでなく格差拡大推進なら女にやらせてやるといわんばかりの女性首相「起用」はその後寧ろサッチャー元首相のように本来優秀な化学者が政治に出てきにくくなった面もあるのでしょうか?)欧州じゅうの「投資家」に喜ばれ絶賛されているでしょう。

なのでまちがっても地下鉄は公営で維持というのが保守党労働党共に現在の英国の理性と合理性と言えるでしょう。
http://www.thetrainline.com/buytickets/travelessentials.aspx?showUpgrades=True&prevMatrix=
そんな格差拡大に苦しむ英国ですが先のシリア攻撃には議会が圧倒的多数で反対しその合理性を見せつけました。
アサド大統領はそもそも頭脳明晰な紳士でロンドン大学医学部の誇り秀才眼科医。国連の化学兵器査察団の結果が出ていないということだけでなく反米反共反大国主義民族至上暴力原理テロに苦しむシリア政府がこの時期わざわざ化学兵器使用の合理性もないということもあるのではないでしょうか。
英国には石炭があります。
反米反共反大国主義で今まで平和に調和的に暮らしてきたスンニ派の下克上を煽る暴力原理テロに負けるものですか!
アメリカオバマ大統領も議会の意見を聞くという姿勢を示しました。
シェールガス石炭石油のあるアメリカは民主党が石炭へのシフトへの動き見せ始めました。
二酸化炭素削減詐欺から目覚め自然エネルギー節電反原発で世界破壊原発核兵器製造世界テロ押し付けテロに負けずに日本も平和人権外交政策非軍事専守国連の枠組み客観証拠訴訟当事者主義主義でシリア攻撃に反対の立場を議会が示す時です。
by 7thclouds | 2013-09-01 20:23