人気ブログランキング | 話題のタグを見る

連休は。。。。

またエコウィークで買った有機野菜苗のその後。青とうがらしが白い花をつけた後すっかり実り、ごきげん。トマトは窓際でまるで生き物のように窓にへばりつくかのようにひろがっていく!!! やっぱり、日差しと通風。そして苗の強さか?

さて、今年も購入した沖縄ゴーヤ苗(有機苗とはかいていないけれど)などはどんどん元気にすでにみをつけていて、黄色い花の先についてかわいいゴーヤをながめるたびに嬉しくなる毎日。苗の段階からそだてるのだから、我が家で無農薬・無肥料を実現できるところが安心なわけで、うちは土はもちろんのこと(単純に赤玉土、腐葉土-これもオーガニックの腐葉土というのも出てくるかもとは思うけれど、どのくらいクヌギとかに農薬?をつかっているかというとかなり疑問といえる。それから、広島牡蠣がらを中和剤にしていて、これはいくらなんでも有機でしょう?というかんじ。さらに虫除けには野菜にはずっとニーム、にんにく、それから、漢方、あるいは食品添加物のいわゆる糊を使用したものだけを使用していて、肥料はあまりあげないときもあるけれど、なすには油粕(発酵あぶらかす)などを基本にしている。まあ、これも油粕の元の油の菜種と小麦の育て方も、自然に分解され、環境バランスを維持していくオーガニックなものであれば、さらに、食べる側というだけでなく、土と水と空気のすべての循環を守ることにつながる、と、同時に農作業をする人々の健康にもつながる。

有機苗というとき、”有機”農作物といいうるかについては、JASの定義にある。http://www.jasnet.or.jp/rule/seido1-5.htm
①有機農産物:種まきや植付けの前2年以上の間、たい肥等による土作りをしたほ場において、化学合成された農薬や肥料を使用しないことを基本として生産された農産物
に苗もあてはまる必要が(有機と名乗るにつき)あり、このような状況がまずは最低限普通になってくる(なっている)ことが安心して苗を購入できるということになるかと思う。まずは、有機苗といったばあい、どこまで有機なのかというてんをくどいけれども、ほりさげておくことは重要かなと思います。つまり、種そのものについてこの定義はかいていないけれども、種の段階でも有機無農薬かどうかということはあります。

さらに、種で購入するに当たり、有機無農薬かどうかをきちんと表示してある有機無農薬種は(たとえば豆料理クラブではもちろん)あり、せっかくだから、種から土から有機無農薬で育てようという方がいらしたら、それも一考。

とはいえ、有機の種を見つけても、なかなか種から育てるまではいかないかなということもあり、間口として、まずは、苗から入ることが多いのかなと私自身のすっかりビギナーの体験から思うわけですが、この場合、ぶつかるのが、有機苗と名乗っていない苗の由来ですね。

有機苗となのっていないばあいでも、有機の認定が大変費用がかかるということでという場合もあるかもしれないので、むずかしいですが、しかし、そのような場合でも、だからこそ、どのような(たとえば減農薬がすすんでいますし)農薬(この定義も難しい問題ですよね)をどの程度しようしたか(あるいはほとんど使用していないか)について苗につけているお店もあったりします。せめて有機(手間がかかることが多く、あるいは有機の種がまだ少ないという問題もあるということもあるのかもしれませんが、これは有機が普通になってくれば、有機の種も有機の種市場もひろがってくるということです)への転換期であっても、そのような情報を添えた報告書を苗販売に義務づけることを、有機を基本に、減農(種を含む)を次善として業界・農水省ですすめていくということもあっていいかと思います。有機苗をさらにすすめていく一環としてですが。つまり潜脱とならないようなかたちでという留保つきですが。

有機認定までの費用についてはそれでもやはり大変な努力で有機認定を受けてその上で有機認定の費用について意見をもっていらっしゃる有機茶のお店がエコウィークででていて、大変勉強になりました。むしろ、有機認定のための査察検査の費用は国と関連業界団体などで広く薄く有機農業促進普遍化のために集めることがなじむ種類の(そしてあるべき類の)費用ではないかという意見は有機農家からだけでなく購入者・一般消費者からもでてくるところかと思います。

その上で、これから苗の販売はさらに増えていくかとは思いますが、その中で、安心して購入できる苗、もちろんしっかりとした有機苗(有機苗の認定条件に合致しいなければ有機と名乗っては法律違反になります)であることが普通であって、あるいは普通になっていってほしいと思います。

そして過渡期の場合であっても、使用されている農薬などの種類・量・期間などを誠意を持って明示してもらいたいということはあると思います。過渡的な状況としてですが。

さて、今回の連休は夏風邪というかんじで節々が痛くどろどろに寝てすごす。お散歩はそれでも元気の元でびすけのおかげでなんとかやっとねじをまいてもらって歩くと少し気分だけでもいいような気もしながら、びすけに看病してもらうかのようにうちに戻ると寝ていた。結局来週の蓼科の予定もあきらめて、今週末も逆に言うと休養日かつすこーしだけガーデニングな日々が家でつづく。。。ああ、というわけで、あきらめた蓼科の涼しさや千葉の農園を思いつつ・・・・・(せめてサマソニの数時間は完全回復を。。。)
by 7thclouds | 2008-07-23 00:15 | 有機素材でお料理