人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本映画評:園子温監督/脚本作品

長谷川博己主演映画「ラブ&ピース」‬(2015年アスミック)


あなたが忘れたくないのはなんですか?

(註:スポイラーあり)


長谷川博己 さんが演じる良一の日々

西田敏行さんのファンタジー世界

それぞれのシークエンスが

しっちゃかめっちゃかのようでいてそっといろいろ詰まっている。

そしてみんなの疾走の果て

最後にちゃんとじわり繋がる

そうだそうだったんだ!と思い出す。

ガンバレ ラブ

その為にリョウも頑張った

「ラブ&ピースお前を忘れない」

「お前」とは?

ラブのことだけなのか?

でも「ラブ&ピースお前を忘れない」

そうだ!ラブ&ピースがセットでがお前なんだ。

ーーーーー

(以下スポイラー)

ラブがピースを想いピースにたどり着こうとするとき

ラブが大きくなればなるほど周りを巻き込み破壊することもある。だけど幸い死傷者は出ない。沿道にはラブの応援者も現れる。


リョウが歌い続けるラブアンドピースの歌、

ファンタジー映像そして特撮。

映画だからこそできる、

映画でなければできない表現に

しっかりこだわっている。

どのシークエンスも予測つきそうで

意外に予測つかない🤩かも。

ぎゅうっと抱きしめたくなる映画😍


ある意味、こんな素敵な映画みたことない。


*心配だった亀ちゃんの扱いに関してエンドロールテロップで「動物虐待は一切行われていません」とされていてホッとした。


ーーーーーー

おまけ:映画ドットコムの長谷川博己さんと麻生久美子さんへの映画ラブ&ピースに関するインタビューを転載

「長谷川博己x麻生久美子インタビュー

園子温とは何者か?」

https://eiga.com/movie/81545/interview/


# by 7thclouds | 2020-06-21 08:23 | 映画 ライブ

‪法、国公法第81条の3、人事院規則11-8第6条~第10条は、法が示す必要な場合には、全ての国家公務員に一年以内で人事院の承認を得て最長3年を限度に勤務延長を行わせる事を認めており、対象となる国家公務員は検察官に限らず、すべての国家公務員に平等に、職務遂行の特殊性などから認められるものであり、特段に、個別に恣意的でもなく、三権分立にも一切反さず、民主主義の下の立法で国会で定められた法のもと認められているのが国家公務員の勤務延長である。その法は以下の人事院の資料「国家公務員の定年制度等の概要と法」引用資料URL :https://www.jinji.go.jp/kenkyukai/koureikikenkyukai/h19_01/shiryou/h19_01_shiryou08.pdf、に示された通りである:‬
「勤務延長(国公法第81条の3、人事院規則11-8第6条~第10条)‬
‪(1) 定年退職予定者が従事している職務に関し、職務の特殊性又は職務遂行上の特別の事情が認められる場合に、定年退職の特例として定年退職日以降も一定期間、当該職務に引き続き従事させる制度‬‬
‪(2) 勤務延長を行うことができるのは例えば次のような場合‬‬
‪例 定年退職予定者がいわゆる名人芸的技能等を要する職務に従事しているため、その者の 後継者が直ちに得られない場合‬‬
‪例 定年退職予定者が離島その他のへき地官署等に勤務しているため、その者の退職による 欠員を容易に補充することができず、業務の遂行に重大な支障が生ずる場合‬‬
‪例 定年退職予定者が大型研究プロジェクトチームの主要な構成員であるため、その者の退 職により当該研究の完成が著しく遅延するなどの重大な障害が生ずる場合‬‬
‪(3) 勤務延長の期限は1年以内。人事院の承認を得て1年以内で期限の延長可。(最長3年間)‬‬
‪(注) 留意点‬‬
‪1 勤務延長の要件が、その職員の「退職により公務の運営に著しい支障が生ずると認められる‬‬
‪十分な理由があるとき」と限定されており、活用できる場合が限定的‬‬
‪2 「当該職務に従事させるため引き続いて勤務させる」制度であり、勤務延長後、当該職員を‬‬
‪原則として他の官職に異動させることができない。 3 最長でも3年間と期限が限定‬」‬

この点、法は国家公務員に定年を超える勤務延長を認めていても、検察庁法22条がその定年を63年(検事総長を65年)と定めているのだから勤務延長は認められない」とする反論が為されることがあるが反論がなされているようだが、法の読み方解釈の間違いではないかと思われる。
この反論は明らかに法の読み方のすり替えをおこなっていて法文の読み方を故意にかあえて間違っているか、法の読み方をご存知ないかのどちらかとしか言いようがない。
つまりもしも国家公務員である検察官にだけ勤務延長を認めないのが法の趣旨であるならば、勤務延長を定めている「勤務延長(国公法第81条の3、人事院規則11-8第6条~第10条)‬」のいずれかの法の文言上に「いずれにおいても本条が示す「勤務延長」については、特定の国家公務員において勤務延長を認めないとする場合の定めある場合あるいは特定の国家公務員に置いて「法律に別段の定めのある場合にはこの法の通りではない(勤務延長はその別段の法律の定める方法による、という意味)」という定めが必要である。ところが、検察庁法22条を「法律の別段の定めもある場合」としているのはあくまでも定年退職の定年の定めについてのみであり、勤務延長は検察官にも等しく例外なく認められるものというのが法の文言であり趣旨でもあり民主主義に裏付けられた法の正当な通常の解釈である。つまり検察庁法22条が例外であるのは定年退職(国公法第81条の2、人事院規則11-8第2条~第5条) の定める定年退職60年の例外としての定年63年(検事総長65年)であり、勤務延長は全ての国家公務員に等しく認められるもので、検事にも当然に認められるものである。
「定年退職(国公法第81条の2、人事院規則11-8第2条~第5条) 職員が定年に達したことにより、その者に係る定年退職日の満了とともに自動的に退職する制度 (1) 定年年齢原則として60歳 例外1 法律に別段の定めのある場合
検察庁法:検事総長65歳、検察官63歳
(検察庁法: https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=322AC0000000061#69)
人事院資料URL:https://www.jinji.go.jp/kenkyukai/koureikikenkyukai/h19_01/shiryou/h19_01_shiryou08.pdf」
もし今国会でこの件を議論している国民民主党の国会議員がこのような全ての国家公務員に平等に適用される勤務延長についてどうしても不満なり疑念がおありならば、勤務延長を認める法「勤務延長(国公法第81条の3、人事院規則11-8第6条~第10条)‬」を検察官や裁判官に認めないという改正を提案するべきだったが。だが、国民民主党はそのような提案はせずおよそ法解釈能力のなさを曝け出すような言いがかりのような言動で国民の為の法や法の運用や行政のあり方を議論する民主主義の場を党利党略に悪用し国会を空転させている。そのような党利党略パフォーマンスこそ民主主義に反する行為といえ、法律解釈に基づいた議論を行える法文の読み方から国民民主党の議員には指南が必要なのかと残念だ。
そればかりか、今国会で、国家公務員の勤務延長と無関係に、国家公務員の60歳定年制の順次の65歳までの引き上げを定める「国家公務員法等の一部を改正する法律案の概要現行60歳の定年を段階的に引き上げて65歳とする 
https://www.cas.go.jp/jp/houan/200313/siryou1.pdf」という法律案が議論されて然るべきだが、勤務延長と無関係であることを理解しない国民民主党の国会議員によって、議論以前の(法文を理解読解できないのだから仕方ないのだろうか?)審議拒否という無駄な時間と歳費の浪費を行なっている。昨今の国民民主党やれいわ新撰組などの国会議員は「「野党」なら法律を理解読解できなくてもとにかく「政府政権を「糾弾」すれば何でもいいそれすら無理なら審議拒否してやる」「何をしてもいい野党なら」そのような議会行為の国会議員の権利濫用の様子が見受けられ、国民へとにかくでたらめにでもメンタリティで訴える政党党利党略パフォーマンスに終始する姿勢は国民にとってもあるいは野党支持者にとっても残念な行為である。民主主義を守るためにも必要なのは国会議員の資質と真摯で真性の国民のための立法行為/議員活動を行う純粋で真摯な姿勢と意志と法を読む能力が最低限必要である。選挙でいろいろな人たちが国会議員として当選し国民を代表するという民主主義の中には本来多数決で決めるというだけでなく人気投票という意味でなくこの人なら憲法や法律をきちんと読める理解できる分析検討できるあるいはその能力を前提に立法を行わせることができる、党利党略パフォーマンス抜きに、そういう候補を選ぶ有権者自身の候補者の能力を評価判断する能力というものが民主主義の質の支えるということを有権者国民が理解することが民主主義にとってとても大切だという事を知ってほしいと思う。例えば勤務延長は国会が民主主義に基づき定めた法律で全ての国家公務員に等しく認めているもので勤務延長の法律の文言にも趣旨のどこにも検察官だけを勤務延長の法律の対象から差別的に除外する定め法律はどこにもないという事実をあえて国民民主党の政党パフォーマンスで国会で歳費使ってあえてねじ曲げるあるいはそもそも法律を理解できない国民民主党の国会議員が「民主主義」と称し言いがかり国会審議拒否を行っている事を理解できないメディアと間違いを垂れ流し続ける状況は日本人日本国民の民主主義にとって極めて残念な状況と言える。国会議員として議員活動する前に全てのレクチャーでも行わなければならない時代がくるか心配になる昨今ではある。


# by 7thclouds | 2020-05-10 18:39 | 時事政治経済

あっという間に観ちゃいました。これは何というか典型的な映画的体験の一種ですが、思い出してみるとこういうのが怪獣映画だったなと。こういう感覚は久しく忘れていた気がします。思わず歯を「がっしっ」と噛んでいて、観てる途中から歯が痛いーけど観ている。そのうち気づくと「終」。思うにこの映画を特に真剣に見入ってしまう理由は、「いったい本当に日本に(あるいはどの国にでも)こういう状況が起きたらどうするのか?」という現実的な感覚が生まれる余地を観る側に残してあって、観客にも主体的に解決を考えさせる余地を与えているところでしょう。スピード感ある映画の中でも「どの国の安全保障も予想していない状況にどう対応するのか?」一旦はこんな感じになっていくのかと思った矢先に真っ当な方向があらわれる。それは世界中が「安全保障→破壊力のエスカレート合戦の怪獣への適用/応用」しかとりあえず思いつかない中で、被爆国だからこそ思いつく、納得の方法。日本政府/内閣官房副長官(政務担当)に提示されてみると他国も様々な思惑があっても不思議と試してみたくなるそれは「もし自国で起きたときにこの方法でいければその方がいいに決まってる」という現実的な判断が優先されるからでしょう。こういう流れを映画全体をしっかり運びつつちゃんと示すそういう視点もあるなかなかな映画です。怪物映画に求められるものをしっかり観客に与えつつ、いい意味でちゃんと映画でした。これは「映画館で何度もみた」という人たちが続出したのも納得です。こういう怪獣映画のカタルシスは今までの場合、「怪獣を攻撃しやっつける」というところで怪獣の物理的能力vs武力という構図によるものでしたが、このゴジラvs日本政府/自衛隊 の一戦は物理的であってもなかなかスマート作戦でそこも気に入りました。俳優女優人も豪華絢爛です。内閣官房副長官(政務担当)・矢口蘭堂役の長谷川博己さん主演の「TBS 小さな巨人」をお好きな方も、「フジテレビ デート〜恋とはどんなものかしら」をお好きな方も、楽しめると思います。「進撃の巨人」は私はまだ予告編程度しか観ていませんが「進撃の巨人」をご覧になられた方はもっと楽しめるのかもしれませんね。
長谷川博己の存在感は力強いというわけではないが、不思議と重くもなく軽くもなく、対策本部が自然にまとまっていく感じがよい。共演者、特に竹野内豊さん高橋一生さんたちとの演技のキャッチボールもうまくさらりと行っていて。いそうで実際はいないかもしれない官僚出身政治家像が新鮮(でも官僚なら内閣府に矢口さんは本当にたくさんいるかもしれない)官僚出身政治家)。石原さとみさんの役もふんわりとしてる彼女が「押しの強さ」を出すところで、あんな感じの人が実際でてきそうで面白いと思わせる。TBS「小さな巨人」で長谷川博己演じる香坂の奥さん役市川実日子さんの演じる環境官僚もなかなかリアルでいそうでいいです。ちなみにAlifeで1話だけのゲスト出演された平泉成さんのひそかなファンなので嬉しいです。ぐるナイの、というかアウトレイジのいまはなき大杉漣さんもいいです。斎藤工さんはどアップなのですぐにわかりました。「野村萬斎」さんの文字にもう1度みかえす方も?!?!いらっしゃられるかもしれませんね。この映画は最近のスターウォーズと同様な豪華絢爛出演者の出演シーン探しという意味でも何度でも楽しめそうです。

# by 7thclouds | 2020-05-10 01:13 | 映画 ライブ

映画評:日本映画「セーラー服と機関銃ー卒業(2016年)

角川映画「セーラー服と機関銃」35周年記念作品にふさわしい作品。角川映画は「文化を伝える芸術家のパトロン」「時代を切り取る急進派」といった上滑りな存在ではなく、独自に深く掘り下げた視点を活かす骨太な映画会社だという事を改めて示した映画。たとえ立ち位置がマージナルでもいうべきことは言う少なくとも「言える」うちは。そいういう角川映画の姿勢がまっすぐ出ているところがいつの時代も角川映画の特徴だ。もちろんあの「セーラー服と機関銃」から35年後の2016年「今」をしっかり描いている。むしろある意味相米慎二監督の「セーラー服と機関銃」より以上に映画というストーリーにまとめ切らずにいろいろと言い切っているので、その分嫌いな人もいるかもしれない。だが、こういう映画もあっていいと私は思う。が、惜しいのは、カット割が細かいせいなのかカットを積み重ねてスピード感を出そうとしすぎたためか、何故かはわからないが、それぞれの気持ちの機微に入っていく余韻が少なく、全体的にそれぞれの表現が繋がりにくい感じになっている傾向があるような気がする点。安藤政信 伊武雅刀 大野拓朗 宇野祥平 鶴見慎吾 武田鉄矢 それぞれの個性的な演技が映画を紡いでいく。なかでも、橋本環奈と長谷川博己のシーンは秀逸だ。世界中にたった二人きり。生き抜くにはお互いしかいない極限にいる月永(長谷川博己)と星泉(橋本環奈)の震える心が画面を超えて観ているものの心に滲みる。

# by 7thclouds | 2020-05-05 18:33 | 映画 ライブ

‪#新型コロナウイルス OECD調べ千人あたり急性期病床数は死者数抑制に比例、逆に千人あたりの医師数多ければ多いほど死者数は多い=千人あたり医師数は死者数抑制と反比例。 日本医療設備/医師パフォーマンス/1名、急性期病床数はOECD一位、世界一。医師PCR/CT人工呼吸器等挿管。千人あたり医師数4急性期病床数2.6伊死者28千人。3.9/2.4スペイン死者25千人。7.1/1.9一斉PCR検査63万人韓国死者250人。7.8/2.4PCR検査18万人日本死者474人。OECD千人あたり平均値に比し日本CTスキャン機器数2倍、検査数12倍、医師数2/3(その理由→)日本の医療設備投資は2倍。救急病床数3倍。2019-20インフルエンザ対応可能でも #新型コロナウイルス 患者拒否→日本医師会に新薬治験迄流行延し思惑?‬

‪資料:https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r985200000136yg-att/2r98520000013io6.pdf‬
‪https://www.google.co.jp/amp/s/www.nli-research.co.jp/report/detail/id=61120%3fmobileapp=1&site=nli‬


# by 7thclouds | 2020-05-04 09:57 | 時事政治経済